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- 機能紹介 : 点群/STL(3DCAD ZW3D)
3次元測定器やデジタイザなどからの点群データを基に、ダイレクトに滑らかなサーフェスの作成を実現。測定された点群をNURBS補間機能により、図面やモデルのない立体からも高精度な3次元モデルを作成可能。モックアップからのサーフェスモデル作成のほか、プレス成形品などのリバースエンジニアリングにも有効。
本機能でサーフェスの作成に適さない場合があります。下記記載の注意事項をご確認ください。
NURBSサーフェスの変わりに、小さな複数のパッチで構成するテセレーションデータを作成できます。処理の高速化と360度のスキャンしたデータ処理を実現。
クロスセクション機能 - 平面とSTLの交線を作成することができます。
スプリット/トリム機能 - STLを平面でトリムまたは分割することができます。
フィット平面 - STLデータよりピックした点からメッシュにフィットすると平面を作成することができます。
<注意事項>
●インポートしたSTLを外部ファイルフォーマットに変換する場合
STLをZW3Dにインポートする場合、ZW3D内では表示情報のみをもった要素となるため、ジオメトリ要素として扱うことはできません。このため、STLインポート後、IGESやParasolid等の外部中間ファイルフォーマットに変換では、それらのファイルはデータ情報の無い空のファイルとなりますのでご注意ください。
IGES等外部ファイルに出力する場合は、表示情報のデータからジオメトリ要素に作り直す必要があります。 これらの作業には点群コマンドを用いて処理することが可能です。
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●点群やSTLからフィットサーフェスを作成する場合
STLや点群を利用して「フィットサーフェス」を作成する場合、以下の形状にはご注意ください。
①
表裏のある(例:プラスチックケースなど)STL/点群に対して1回で処理することはできません。表と裏を分離しそれぞれ処理する必要があります。
(点群コマンド内の[フィットサーフェス]を使用するにあたり、点群を分解したり、部分的なものだけを利用するタイプです。)
②
外周が閉じている(例:直方体やボルトなど)STL/点群に対して1回ですることはできません。任意の軸からみたときにアンダーカットとならないように分割し処理する必要があります。
(点群コマンド内にある[フィットサーフェス]にて1回の処理では最適な形状が作成されない例です。)
③
垂直や水平に近い平面が多用されたSTL/点群ではコーナー部を正確に表現することはできません。また任意軸からみたときに、点列が重複する場合は、正しい形状を表現することができません 。
(点群コマンド内にある[フィットサーフェス]が適さない形状タイプです。)