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ZW3D 2015をご紹介いたします。
誰でも使える!低価格/高機能3次元CAD/CAMの決定版!
AECやMCAD業界へ2Dや3D CAD/CAMソリューションを提供しているZWCAD Software社のリリース予定であるCAD/CAMソリューションダイレクトトランスレータ標準搭載「ZW3D 2015」の一部をご紹介いたします。ZW3D2015は2015年5月25日にリリース予定です。
- マルチドキュメントインターフェースを追加
・複数のファイルを一覧で表示しすることが可能になりました。
表示タイプは[並べて表示]、[上下に並べて表示]、[左右に並べて表示]、[カスケード表示]の4種類です。
- ミニバーアイコンサイズの変更
・ミニバーアイコンをわかりやすくするためにアイコンサイズを大きくしました。
- マウス設定機能を追加
・表示の移動/回転/拡大縮小のマウスボタンとキーボードの組合せを設定することが可能になりました。 日本語プルダウンメニューの[ツール]-[カスタマイズ]を実行し、「マウス」タブにて設定します。
*左側のボタンを割り当てることはできません。
「ファイル管理」
- オブジェクト毎のファイルタイプを追加
・オブジェクト種類毎の拡張子タイプ(以下表参照)を用意し、お互いのファイルを明確に区別することができるようになりました。
この機能は[ZW3D設定]で指定するか、ファイル保存時に指定することができます。
ファイル保存時に指定する場合は、新規ファイルにオブジェクトが1つだけ存在している場合のみ行うことができます。
従来からの“1ファイル複数のオブジェクト”で運用することはもちろん可能です。
- セッションファイルの自動バックアップを追加
・従来からの機能であるセッションファイルを自動でバックアップする機能を追加しました。
セッションバックアップタイミングは経過時間とオペレーションで管理します。
作業中のファイルがメモリーやOS、グラフィックカード等の不正処理で強制終了された場合に、次回ZW3D起動時にセッションが保存された時点のデータを開くことができます。
- 自動リカバリーファイル機能を追加
・作業中のファイルがメモリーやOS、グラフィックカード等の不正処理で強制終了された場合に、次回ZW3D起動時に復元されたファイルを表示し、ファイルを開くことができます。
この機能を利用する場合はZW3D設定にて[自動リカバリー]を有効にし、保存のタイミングとなる時間を設定する必要があります。
「データ変換」
- インポート/エクスポートファイル サポートバージョンの変更
・以下リストはインポートをサポートしているファイルフォーマットとバージョンです。
赤字部は2015にて変更されたものです。
インポート
CATIAv6はCATPart/CATProductとしてエクスポートされたv5形式ファイルをサポート
エクスポート - STEPファイルのインポート/エクスポート品質を向上
・ZW3Dのモデリング公差よりも大きい公差が設定されているSTEPファイルの場合、STEPファイルの公差に従い、フェース間の縫合せを行うようにしました。
・ZW3Dからエクスポートしたサーフェスが、他社のソフトウェアで表示されない問題を改修しました。
・ZW3Dからエクスポートしたアセンブリデータが、他社のソフトウェアではコンポーネントの位置がずれてしまう問題を改修しました。
- Parasolidファイルのインポート不具合を改修
・1つのコンポーネントしかないアセンブルファイルをインポートした場合に、不正なアセンブリ情報となる問題を改修しました。
- JTファイルのインポート不具合を改修
・JTファイルインポートにおけるジオメトリ情報に起因する問題として、モデルを図面投影した場合に不正な投影ビューとなる問題を改修しました。
・JTファイルインポートにおけるアセンブリ構造エラーを改修しました。
- JTファイルのインポート不具合を改修
・JTファイルインポートにおけるジオメトリ情報に起因する問題として、モデルを図面投影した場合に不正な投影ビューとなる問題を改修しました。
- 3DPDFカラー対応
・3DPDFエクスポートでカラー出力が可能になりました。
また、コンポーネントネームも反映させるようになりました。
「パートデザイン」
- 穴コマンドの機能強化
・汎用穴/クリアランス穴/ネジ穴の種別を明確化しました。
(穴上部や底部に面取りを付加するオプションを追加しました。)
- メッシュサーフェスの機能強化
・複数のセグメントに分かれている要素を曲線リストにせず、U/V曲線として指定できます。 また、連続性処理方法を明示的に指定できるようになりました。
- スパイル要素のアルゴリズムを改善
・[スパイラル(ワイヤー)]、[渦巻き(ワイヤー)]、[フリーネジ(シェープ)]、[スパイラル(シェープ)の4つの要素のアルゴリズムを変更し、データサイズを削減し処理速度を向上しました。またより安定し正確な結果をもたらします。
- フィレット機能の強化
・アンダーカット検出を強化しました。穴にかぶさる大きさのフィレット処理をする場合、従来はアンダーカットが発生しました。 また、接線接続されている一部のエッジのみにフィレット処理したあと、隣接部に大きい値のフィレット 入れた場合に既存のフィレット部を置換えてしまう問題を解消しました。
「板金機能強化」
- Kファクターのテーブル機能を追加
・曲げ作成、部分曲げ作成、ロフトフランジ、直線で折曲げ にてフランジを作成するときにKファクターの値をエクセル内のテーブルから読込むことが可能となりました。
カスタマイズ
Kファクターを任意の値で入力します。
材料ベースのK係数
材料テーブルからKファクターを決定します。
ベンドテーブル
板厚、内曲げ半径、曲げ角度、材質のテーブル値からKファクターを決定します。
ベンド許容差
板厚、内曲げ半径、材質のテーブル値からKファクターを決定します。
ベンド許容差関係式
曲げ角度、曲げ半径、板厚、材質から計算式に基づきKファクターを決定します。
「アセンブリ機能強化」
- アセンブリマネージャーの表示を改善
・コンポーネントと拘束情報を結合/分離表示する機能を追加しました。 結合モードではコンポーネント毎に配置拘束情報がリストされるため、確認が容易になります。
- 干渉チェック機能の強化
干渉チェックの機能を大幅に強化しました。
・全体チェック、選択要素のチェック、指定要素と他の要素のチェック
・干渉箇所の結果をリスト表示(ズーム機能)
・干渉表示のコントロール
・シェープ同士の干渉チェック
・サブアセンブリを1体としてチェックするかの有無
・非標示要素のシェープ/コンポーネントをチェックするかの有無
- コンポーネント改善/追加
・コンポーネントズーム機能を追加
・コンポーネントツリー表示機能追加
・コンポーネントサーチ機能を追加
・移動コマンドにコピーを追加
「点群処理機能強化」
- STLパッチ削除機能を追加
・STLのパッチ面の削除が可能になりました。
- パッチ反転機能を追加
・STLパッチ面の表裏を変更することが可能になりました。
- 穴埋め機能を追加
・STL内の欠落または穴部分をパッチで塞ぐことが可能になりました。
- トレース領域機能を追加
・任意のパッチを基準として指定角度の輪郭を抽出します。
「溶接機能追加」
- 鋼材コマンドを追加
・新たに追加された鋼材コマンドは、鋼材の経路を指定することで、以下に示す6つのタイプの鋼材を作成することが可能になりました。
- 溶接リブ機能を追加
・鋼材接合部へのガセット処理機能を追加しました。
- 溶接ビード機能を追加
・溶接部を示す形状シンボル機能を追加しました。 - トリム機能を追加
・鋼材部品の接合部カットの機能を追加しました。
「図面機能強化」
- アイソメ断面図機能を追加
・アイソメ図に断面表示する機能を追加しました。
- アイソメ寸法機能を追加
・アイソメ図に長さ、径、角度寸法の入力が可能になりました。
- 溶接シンボルを追加
・溶接コーナー部のシンボル作成機能を追加しました。
- 溶接シンボルを追加
・溶接コーナー部のシンボル作成機能を追加しました。
・溶接個所に対するシンボル機能を追加しました。
- タップの表示を改善
・面取り部でのタップ線を正しく表示するように改善しました。
- 破断図の機能強化
・破断線にS字カーブを用意しました。
・破断図作成後、破断線の属性変更および破断位置が変更できるようになりました。
・破断図からの補助投影や断面図を作成した場合、破断状態で処理されます。
「モールド機能強化」
- トレラントモデリングの改善
・パーティングフェース、入れ子分割、電極 において微小隙間等による問題をモデリングトレランス内で適切に処理するように改善しました。
- モールド部品配置位置指定の改善
・2014まではモールド部品配置位置は、曲線または点の指定のみでしたが、2015よりエッジ、フェース、データムを指定することができるようになりました。
- 電極ブランクのコーナーフィレット機能を追加
・ブランクのマーク作成にコーナーR処理が追加されました。
- 電極図の基準点フレームを追加
・電極配置図作成において、ワークピースと電極の位置関係を示す、自動寸法の基準点を指定することが可能になりました。
「CAM」
- 124 ステータスアイコンを改善
・オペレーションツリーに表示されるアイコンに?マークが追加されました。
- ツールパス描画速度を向上
・ツールパス描画の時間を2014SPと比較し30%から40%スピードアップしました。
また、ツールパストリム時などでツールパスセグメントのクリックの正確性を向上しました。
- 荒加工のストック認識を向上
・領域認識を改良し、安定した正確な荒加工パスを作成します。
- QMアプローチ/リトラクト/リンクの適用速度の変更
・3軸QM加工オペレーションの送り速度および回転速度入力欄が変更されました。
2014まで存在していた「リンク部」、「最初の切削」、「アプローチQM」は廃止され、フォームより除外されました。これによりアプローチ前までの動作とリトラクト後の動作が自動的に早送りとなりますのでご注意ください。
- QMショートリンクのオプション追加
・3軸QM加工のショートリンクに「最適化」と「クリア高さ」を追加しました。
- QMアプローチ/リトラクトを変更
・2014ではアプローチおよびリトラクトの設定が「インテリジェント」と「マニュアル」に分かれており、そ れぞれが異なるタイプの動作を行っていましたが、これらを廃止し、以下の設定に変更しました。
- 加工パス改善
・シャープコーナーのツールパスが発生する状況で、コーナー部のパスが分離する現象がありましたが、 正確に作成させるようになりました。
・QMスキャロップ等の仕上げ加工において、微小径工具や微小ピッチで切削した場合、切削領域が正しく認識できず、無駄な切削や経路が発生してします現象を改善しました。
・QM等高線加工等で、工具径に対してわずかに大きい溝を加工する場合、パス領域が分断されたり、作成されない現象がありましたが、領域認識の精度を向上し改善しました。
・取残し領域の検出において、従来XY平面でこのトロールしていたため、予期せぬ取残し領域の検出や理想的なパスが出ない場合がありあした。検出方法をサーフェース法線でコントロールすることにより、より正確な取残し領域の検出とツールパスが作成可能になりました。
・3Dスキャロップのアルゴリズムを最適化し、小さなステップサイズでもより正確でスムースなツールパスを作成します。
・QMスキャロップ等で、オフセットリンク部に回避動作が発生する問題について、発生を抑えるように改善しました。
- 旋盤仕上げに工具補正機能を追加
・旋盤の仕上げ加工に工具補正機能を追加しました。
下図の5つのタイプをサポートしています。
ZW3D体験版(30日)のダウンロードはこちらからどうぞ。
(※ZW3D205バージョンはリリース当日(5月25日)午前10時から公開します。)